そっちはどうあなたはしあわせ?




きみはいまそこで眠る
しみったれた愛を感じちゃいけないの
あまりにも見た夢がきみをさらいにくるもんだから

指先で繕うやさしい刃はとてもかなしい

反響する冬の足音に眠る
首元をつたうそのかおり

大切なものが手からこぼれ落ちて壊れるほど悲しいことはない
水面の月を忍ぶ明日はこない
あなたのこころの鍵になる

思い出はうそ幸福はまぼろし

I want to live though the end is not seen. (終わりの見えない生き方をしたい)

喉からでかかった言葉は刃のようにわたしを苦しめる
そっちはどうあなたはしあわせ?

やっと口を閉じていた赤い糸がなくなってもきみはいないんだからどうすることもできないや
右心室と汚い揶揄

夢見る魔性の女は夜に縋る
倣うしかできないくせにぼくの名を呼ぶなよ
甘えたがりの罪は赦しがほしくてたまらないのだ

腹を空かせたおまえが貪欲に欲しがるもの
血迷い奪われたのは理性

乏しい誇りになにをかける
5世紀分の隠し事があるんだ

見苦しい憎悪におまえは笑う
不幸を真似る幸福

しあわせさ、なんたってきみがいるんだもの
そう数世紀にわたってふたりは幸せに眠ったとさ

めぐまれたおしまい





■color
back #ff5151
font #eee8aa