首都高速の天使たち







揺れてていいよ
おまえを攫うまでが我が人生
なので愛してみます
よりよい捕食へ
しからば召し上がられよ

わかったよってきみがいうから
もういいんだって
あの人あの日とあの火と
死んでもゆずれぬ

首都高速の天使たち
愛を知るには遅すぎる
最低速度で死んでいく

おまえによく似た死体を知っている
死んでみろ

すっごくおかしいこといっていい?

へたくそな生き方でもいいんだってきみがいうから
どうしてもぐちゃぐちゃであなたを困らせてしまう
こんな愛でも愛なんです
許してあげないよって笑う

それでもきみはうつくしい
つよさとよわさの同棲生活

露と夜
霧と朝

ようようと

白んだそれがあなたと知るまで
たとえば煙草を吸ってみる

キャンディみたいな夏だった